に出場のため、
愛知県碧南からロサンゼルスまで北太平洋を自力回航しました。
同艇はインマルサットミニMを搭載し、
毎日の航海の様子をE-MAILで日本にレポートし続けました。
その一部をここに掲載します。
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5月27日 低気圧便り
皆様お久しぶりです。ベンガル2通信兵です。
低気圧中ずっーと死んでいました。まだ気持ち悪い・・・
とりあえず今までのことを簡単に書きます。
時間は船内時間です。25日からは2時間引いた時間が
日本時間です。
24日22時00分 160゜Eをこえたところで船内時間とりあえず2時間進め
る。
25日4時30分頃オートパイロットストップ、
舵を交代でとらなくてはならなくなった。
12時頃ストームジブに交換、メイン2pへ
18時30分頃 ヒーブツー
41゜01’N 163゜32’E
26日16時10分通過点41゜33’N 165゜06’E
18時通過点41゜30’N166゜00’E
うねり・波が一段と高くなる。風速35 kt
27日9時50分 帆走にする。
変針点41゜15’N 165゜56’E
大橋さんメールの方は消えていました
27日日本時間9時15分現在
現在地 41゜16’N 166゜09’E
風向 283゜
風速 21 kt
気圧 1012 hpa
艇速 6.0 kt
コース 88゜
ベンガルU宛気象情報
<2001/5/25/0930JST>
気象海洋コンサルタント
本船の西から発達した低気圧が接近中。この低気圧は本船の北を北東へ。
<日別の予想>
5/25 SE/20-30kt
5/26 谷通過。S後NW/20kt以上
5/27 峰。N系/弱い
5/28 再び低気圧が北を通過,W系/20kt以上
5/28以降は北太平洋上の気圧配置が南高北低に変わり、日付変更線以東もWlyが卓越
する見込みで、本船には良好な風が期待できる。ただし、全域で視界の悪い状態(特
に南よりが入る場合)が続くので、他の船舶には十分な注意が必要。天候は北米西岸
近くまでほぼ曇りべース。気温は10-15度。
明日、明後日は天候に大きな変化ない限り休みます。祈安航。
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5月28日 幸運の鳥便り
今日は、朝から真っ白い鳥が、ベンガルの上空を回っていたので
富さんといいことがあるかもと話していたら、7日ぶりに太陽がでました。
太陽がこんなに愛しく思ったのは、初めてでとてもうれしかったです。
じめじめしていた服を乾かし、毛布を乾かしホント太陽様様です。
そして、もう一つなんとオーパイ君が復活しました。原因は荷物が
線を引きちぎっていたそうです。ほんとによかった。
やっぱり、あの白い鳥は幸運の鳥でした。チャンチャン
風のほうは、昨夜から急激に落ち、早朝より機走で走っていて
距離はあまり稼げませんでした。
渡辺様 とても暇だったらでよいのですが、調べられたら、ボートで太平洋を
横断中のイギリス海軍の現在地を調べていただけないでしょうか?
陽一さん 冷蔵庫は、一日中スイッチを入れておかないと冷えないので持って
いかないようです。
日本時間12時30分現在
現在地 41゜23’N 169゜26’E
風向 207゜
風速 5.8 kt
気圧 1018 hpa
艇速 5.0 kt
対地 5.2 kt
コース 98゜
天気 晴れ
ベンガルU宛気象情報
<2001/5/28/1000JST>
気象海洋コンサルタント
本船の西からは次の低気圧が北東進中で、今夜本船の北240マイルへ。
風はSlyに変わり、後半から20-30kt。
明日5/29前線通過後NWに変わる。風速引き続き強い。
その後5/30から6/3頃までWly続き、風速は平均20ktで時折30kt、波高は5/31頃まで3m
前後が予想されるが、本船が日付変更線に近づくにつれ、海況も次第に落ち着く見込
み。
P.S.
時化の中の航海お疲れ様です。いましばらくは、変動の大きい気圧配置の影響下にあ
るため厳しい海況に遭遇する可能性がありますが、6月に入ると徐々に海況も安定す
ると思われますので、今しばらくご辛抱ください。安航をお祈りします。
ベンガルU宛気象情報
<2001/5/29/1000JST>
気象海洋コンサルタント
本船の北を北東進中の低気圧は予想よりやや遅く、今夜には前線が本船付近を通過す
る見込み。前線の前面はSly、通過後はNWで、風速は20-30kt。波高3m前後。
6/1にはWly風一旦弱まるが、6/2には再び北方を低気圧が通過、6/3までSly風20ktが
予想されるが、波は収まる。
6/4以降低気圧の影響弱まり本船は高気圧圏内に入る。予想では6/5頃から高気圧北に
膨らんで位置する可能性がある。この高気圧の中心を避けるため、6/3後半からは45N
まで北上することも考慮されたい。
高気圧の動向については、今後逐一情報を流します。
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休日のひと時
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5月30日 インマル便り
昨日は、インマル本体の調子が悪く、電源が入らないという事態が
おきてました。原因は分かっていません。
昨夜は低気圧の影響で本船はよく揺れ、今朝からは
風も16 ktぐらいに安定しており走りやすい状態です。
写真は、5月28日の晴れた日のものです。
5月29日 日本時間 10:00現在
41゜30’N 172゜23’
5月30日 日本時間 13:00現在
現在地 41゜35’N 176゜41’E
風向 236゜
風速 15 kt
気圧 1010 hpa
艇速 7.0 kt
対地 7.0 kt
コース 88゜
気温 16 ℃
水温 9.3 ℃
ベンガルU宛気象情報
<2001/5/30/1000JST>
気象海洋コンサルタント
発達した低気圧(990hPa)は日本時間5/30/06時現在、本船の北48N-168E付近にあり、
15ktで東進中。発達のピークはすでに過ぎ、今後徐々に弱まる。
この低気圧の本船への影響(20kt以上の風)は低気圧が通過してしまう明日まで。
6/1以降は本船の南を高気圧が東進。本船がこの高気圧の中心に入る可能性は少な
く、Wly(SW〜NW)風で10-20ktが続く。日付変更線以東の低気圧はアラスカ湾の南に
停滞するもののみ。
ベンガルU宛気象情報
気象海洋コンサルタント
皆様へ
気象海洋の馬場です。
現在本船は北にある発達した低気圧の影響で苦労されているようですが、この低気圧
が日本付近から進んで影響する最後のものと思われ、これからは比較的良好な海況が
期待されます。
ベンガルの残航程は5/28のpositionから大圏航路で約3100マイル。今後は西よりの風
が続くと予想されますので(高気圧の中に入らなければ)、少なくとも平均6kt、22
日後には着予定となります。
41N線付近を東進するとすれば、26日後着ぐらいではないでしょうか。参考までに。
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5月30日 低気圧関係
各局、各局、こちらはベンガル2 SUB通信兵のトミサンです。
低気圧関係では、ご心配をおかけいたしました。
本船は5/25・26と5/29、2つの低気圧に遭いクチャクチャでした。
とくに1つ目の奴は、通過コースが良くなく、南東〜南25〜33 ktの風に吹かれ
ました。
1日南東が吹いたあと、南に変わったため、うねり・波も両方から来て6 m程度のう
ねりに
3〜4 mの波が重なってドッカン・ドッカン・バッシャン・ザザザザザアーー〜の繰
り返し
でした。圧巻は、ジンバルの上で鍋とヤカンが同時に50 mmほどジャンプし
更になべのフタはその又上35
mmくらいまで飛んでいました。皆うまく着地
し多少ヤカンの水
がこぼれた程度の被害で済みましたが・・・。
現在は2つ目の低気圧に吹き込む南南西の風(17 kt前後)をもらい南西のうねり
の中、7〜8 ktで快調に飛ばしております。
では又。 ごきげんよう、さようなら。
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祝・日付変更線
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5月31日 祝・日付変更線
パンパカパ〜ン
とうとう日付変更線までやってきました。
到着時間は日本時間の6時17分でした。
船・乗員共とくに異常はないのですが、昨夜バングの
マスト側のボルトが折れバングがあまり強く引けない状態です。
今日までの、デイランの平均は約140マイルでした。昨日12時
から今日の12時までのデイランは205マイルで過去最高のもの
になりました。
日本時間 12時30分現在
現在地 41゜06’N 178゜42’W
風向 204゜
風速 20 kt
気圧 1013 hpa
艇速 9.3 kt
対地 9.6 kt
コース 90゜
ベンガルU宛気象情報
<2001/5/31/0900JST>
気象海洋コンサルタント
本船の北の低気圧(998hPa)は東進速度も遅く、今後日付変更線付近で停滞、衰弱す
ると予想される。
航路上はしばらくSW風が卓越(20kt前後)。
今後40N−150W付近に高気圧(1030hPa)が形成される見込みで、中心に入ると風弱ま
る。高気圧の動向次第では170W付近からやや北上して中心の北を通ることも考慮され
たい。
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6月1日 船内時間
皆様こんにちは 昨日日付変更線を越え船内時間を変えました。
今の時間は
船内時間 5月31日 15時50分
日本時間 6月 1日 11時50分
日付変更線を越え一日得した気分です。
そういえば、何日か前にカツオが釣れてから何も
釣れていません。マグロつれないかなぁ〜。
昨日まで続いていた16〜20 ktの風は、早朝には10 kt
ほどまで落ち、まったりと航海をしています。
陽一さん
2日前に折れてしまったバングのピンボルト12φ有効長さ105 o
をお願いします。
今は、予備ティラーのボルトを使っています。
日本時間 6月1日12時05分 現在
現在地 41゜06’N 174゜53’W
風向 245゜
風速 10 kt
気圧 1020 hpa
艇速 5.3 kt
対地 5.6 kt
コース 89゜
天気 晴時々くもり
ベンガルU宛気象情報
<2001/6/1/0900JST>
気象海洋コンサルタント
これからアラスカ湾まで、本船航路上は南高北低の安定した気圧配置が持続しWlyが
多い。高気圧が移動性となって本船の南を通過、時折北側に膨らむため、本船もその
際弱風域(5kt〜10kt)に入る可能性あり。
今後西からの低気圧が影響することはないので、現在のコースより風速が安定してい
る(15kt〜20kt)大圏コース(ウエーポイント44N−155W付近)も選択肢の一つと考
えられる。ただし気温は10度前後と低い。
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マストトップへ!!
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6月2日 高気圧便り
高気圧に捕まって3日目です。昨日は、とうとう我慢できなくなった富さん
がセール置き場をガサガサして持って来ました。「ライトゼノア」
no.3を下ろしパリッとライトゼノアを張って一言「ええがや〜」
しかし、今日になって更に、風が落ちとうとう機走で4時間ほど走ること
になりました。先ほどようやく風がきて、帆走できるようになりました。
また、マストヘッドユニットが動かなくなりましたが、富さんがマストトップ
に上がってくれて、直してくれました。
渡辺様
イギリス海軍の件調べて頂きありがとうございました。
たしか今年4月の後半にも、日本を出発したイギリス人がいた
と思いますが、多分個人でやっているのでニュースになってないかも
しれません。ありがとうございました。
陽一さん
日付変更線の色ですが、それだけは言えません。
日本時間 6月2日1時30分現在
現在地 41゜23’N 171゜59’W
風向 285゜
風速 8.5 kt
気圧 1024 hpa
艇速 7.0 kt
コース 72゜
天気 くもり
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6月3日 中間点
本日で、中間点あたりまでやってきました。といっても
ここ何日も同じ景色で、GPSの数字しか変わらないのであまり
実感はないんですけど。
今日も一日風がなく、帆走と機走とを繰り返しています。
日付変更線の色はやっぱ来て見ないと・・・わっスゲーって感じです。
日本時間 6月3日12時30分
船内時間 6月2日16時30分現在
現在地 41゜45’N 169゜09’W
風向 200゜
風速 5.5 kt
気圧 1027 hpa
コース 63゜
出航からのログ 2661 mile
天気 曇り
波・うねり 0.5/1.0 m
気温 19℃(夜、11℃から13℃)
水温 10.2 ℃
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6月4日 地球は丸かった!(?)
各局、各局、
This is BENGAL2 CORRESPONDENT "トミサン" speaking.
Can you hear me?
おととい(6/1)、私はセーリング中にマストトップに上がりました。安藤艇長がマ
ストウインチ、高須くんがテーラーというポジションです。
マストヘッドユニットのカップが回らなくなった為です。セールコートとビニテを
ジャンパーのポケットに入れただけの軽装です。2人のパワフルなホイストのおかげ
で、登り(?)始めて暫らくするとマストトップに着きました。カップの軸受けの傾
きを直し、セールコートをスプレーし回転を確認し、再発防止策としてビニテで固定
し、作業はおしまい。 降りる合図を送るため下を振り返ろうとした
その瞬間、私はわが目を疑いました。真っ青な海と明るい水色の空の色彩の鮮やかさ
に目を奪われながらも、それらの境界線(一言で言うとhorizon)の中央部分が僅か
ながら上方に膨らんでいるのを私は確認したのであった(?)。
ちなみに当時の海象は、Wlyの風8 kt、波0.5 m、うねり1.0 m、アパレン
トウインドスピード3.8 kt、アパレントウインドアングル140度でした。もし
レース中に
””同じようなコンヂションに出会えれば””スピンハリヤード交換(SPINで帆走
中にチェックの為ハリヤードを替える)に積極的に志願する事を心に誓ったのであっ
た。
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6月4日 高気圧脱出
ここ何日も高気圧にどっぷりつかっていて、船足が伸びなかった
のですが、今日は早朝から10 kt以上の風が吹いておりいい感じ
でLAに向かっております。久しぶりのヒールで3人共よたよたして
ホント、足の筋肉が衰えているのを実感します。レースまでに何とかしなくては・・
・
造水機しっかり活躍しています。スープや米を炊くときなどに使っています。
普通の水より甘いような気がしますが、ぜんぜんOKです。
日本時間 6月4日 13:00現在
現在地 41゜52’N 165゜06’W
風向 184゜
風速 12 kt
気圧 1026 hpa
艇速 8.8 kt
対地 9.2 kt
コース 73゜
ベンガルU宛気象情報
<2001/6/4/0900JST>
気象海洋コンサルタント
本船航路上は今後も南高北低の安定した気圧配置が持続しWly風卓越、低気圧の影響
なし。ただし現在のコースは高気圧の中心部に近く、時折弱風域(5kt〜10kt)に入
る。
42.5N以北はWly安定(15-20KT)。
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6月5日 定量的考察
みなさん、こんにちは。
ヨットベンガル2 副通信員のトミサンです。
今日は少し真面目にいろいろな数字・量について考えてみます。
まず、本船の回航(航海)計画の基本的な数字として全行程の平均想定速度があり
ます。今回の場合、6.5 kt (デイラン 156mile)
を基本として所要日数・燃
料や水の量・食料計画などが計算されています。
20日間が経過した6/4(船内時)時点で3000mile強のログとなっておりますので、
AVR.150mileのデイランとなり計画より約4%の遅
れとなっております。
本船では、時化・大時化をのぞき毎日、04:00〜16:00の間、ケンケンを
流しております。経験・実験によりケンケンを流すと、6.5 ktのボートスピード
が
0.5 ktダウンし6.0 ktになる事がわかっております。
0.5 ktダウンを12時間続けると1日あたり6 mileのロスが発生致します。
もし仮に本船が出航後1度もケンケンを流していなければ、
実績150 mileのデイランは156 mileとなり回航計画
時の想定と見事に一致するのです。
今回の航海計画の反省点の1つに「航海計画を立案するさいには、ケンケンファク
ターを忘れるな」ということが揚げられます。
更に、今後もケンケン漁をつづけた場合、26日目には、
1日6 mileのロスの累計が、156 mileに達し、「ケンケン漁をしたため
に1日多く日数を要した。」という事になります。
ケンケン漁には、ログを縮める、という側面があるわけですが、漁労長の高須君は、
「マグロ1本あげるまでは、漁は継続する。」 と言明しており今後ともケンケン漁
は継続されるでしょう。 最近、漁労長は不漁の”疲れ”からか、「鮭!シャケかか
んねエ〜かなア〜!そして腹裂いたらイクラが出てきたらいいな
ア〜〜!」
とか、
「いか・烏賊・イカサシ〜〜イ!、イカサシ掛かんねエ〜かなア〜!」 とか、おっ
しゃってます。
早くまぐろが上がるとイイナと思う今日この頃です。
それでは、みなさん、ごきげんよう。
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日光浴
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6月5日 ベンガルから
日本時間6月5日7時51分に3000マイルを突破いたしました。
南から吹いていた風も日付が変わったころからどんどん西へ風向
が変わり、コースが難しく艇速が伸び悩んでいます。
日本時間 6月5日12時40分現在
現在地 41゜31’N 160゜55’W
風向 253゜
風速 13 kt
気圧 1025 hpa
艇速 5.5 kt
対地 6.0 kt
コース 100゜
ベンガルU宛気象情報
<2001/6/5/0900JST>
気象海洋コンサルタント
本船西方から移動性高気圧が接近中。今日から明日にかけてこの高気圧の中心近くで
再び風弱まる可能性あり。
6/7以降6/10まではWly安定、風速15kt前後。
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6月6日 ベンガルから
北太平洋には、太陽がないんじゃないか?ぐらいに曇りの日が多い。
たまーに雲の間から顔を覗かせるぐらいで、夜も日本近海では星空
も見えたが、離れてからはほとんど見なくなってしまった。気温もそんなに
上がらずそのおかげで、トマトやきゅうりは今もベンガル冷蔵庫で鮮度を
保っている。最近ではホントの冷蔵庫に入れてあったチーズや漬物も船内
の方が冷えているため、出して保管してあります。
早く南下したいよ〜と思いつつ舵を持っていると知らず知らずのうちに、
コンパスのコースが90゜100゜となってしまって・・・
船の方は順調に東へ進んでおります。昨夜日本時間6月5日18時30分
西経160゜を越えました。
世間のニュースは渡辺さんがいくつか送ってくれています。大変ありがたいです。
あと、イチローの打率はどうなりましたか?
日本時間 6月6日13時00分現在
現在地 41゜37’N 156゜39’W
風向 325゜
風速 8〜11 kt
気圧 1026 hpa
艇速 6〜7.5 kt
コース 73゜
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6月7日 久々の太陽
今日は久々に太陽が顔を出しました。午前中のほんの
少しでしたが、久々に太陽が出たので記念写真を撮ってみました。
風は、日付が変わったころから弱まり、一時は機走をしていましたが。
昼過ぎから260゜ぐらいから14 ktぐらいの風が吹いていますが、角度が
難しくなかなか思っている方角に進めていない状態です。
陽一さん
バングの件ですが、もうしばらくおまちください。明日明後日中に
メールします。
日本時間 6月7日12時40分現在
現在地 41゜20’N 153゜31’W
風向 255゜
風速 15 kt
気圧 1025 hpa
艇速 7.6 kt
対地 8.5 kt
コース 112゜
ベンガルU宛気象情報
<2001/6/7/0900JST>
気象海洋コンサルタント
気圧配置の大勢は南高北低で変わらず、影響する低気圧の出現もないため海況は安
定。ただし西経130を過ぎるまでは雲多い。
現在本船の西方から移動性高気圧が接近。6/9には本船の南を通過。6/10〜11は南よ
りの風となり、6/12以降再び西〜北西、一時風弱まる。
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6月8日 セーリング概況
Hellow CQ Hellow CQ
This is Yacht Bengal2, Sub correspondent Tomisan speaking.
Good morning every body, how are you?
I'm fine thank you,how are you?
I'm fine too,thank you.
これまでの航海について、感覚的、印象的、記憶的に報告いたします。
ここまでの航海は、大きく分けて2つ場面がありました。
1つは、日本近海、低気圧、のキーワードで代表される場面です。
5/16の衣浦出航後、翌朝未明には御前沖で20〜23 ktの東風に吹かれ2ポン、
その後風が落ち1ポン、フルメインとセールを大きくしながら石廊沖、野島崎沖を通
過、
そのまま東進、5/25くらいまでは、北上を意識し東北東(60〜70度)の進路を
取っている時間が長かった。
海亀、イルカ、鯨、イルカ、鯨 と出会っている頃は気温も海水温も高くルンルン
の”初夏のクルージング”と言った感じだった。黒潮、その支流の中にいたものと思
う。1日くらい逆潮の時もあった。
5/22 北緯38度に達する頃から寒さが気になりだした。
5/25 00:00 8kt (135度)だった風が04:30 17kt(135度)、21:00 22kt(140
度)と吹き上がり波2 mうねり4 mとなる。19:00 ヒーブツウ。
5/26 その後風・波とも更に上がり 14:00 瞬間最大風速35 kt (コン
スタント30 kt)
波3 mうねり6 mに。気温12℃、水温9℃。スプレー・雨とも冷たい。
5/27 10:00 3ポン ストーム セーリング開始(24 kt)
5/28 日中、散らばった荷物の片付け、夜から次の低気圧の影響が出始める。
5/29 20:00 26ktを境に収束へ向かう。
2つ目の場面は、この低気圧の通過後、安定した南風、西よりの風をもらってログを
稼ぐ場面ですが、そのお話は又次回。 では、ごきげんよう、さようなら。
PS.渡辺さん、テイトクウ、ニュースを送っていただきありがとうございます。お二
人以外のニュースソースは全くなく現在、浦島太郎です。安藤艇長は、ドラゴンズの勝敗
を知りたい様子です。ボクは、マリナーズ 大魔人ファンです。
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6月8日 150゜W通過
本日、日本時間8時32分に160゜Wを通過しました。(41゜36’N)
昨日、初めて造水機一週間に一度薬品をいれないといけないという事に
気づきましたが、安藤艇長曰く「寒いからいいよ」らしいです。大丈夫かな〜
今まで腹痛になった人もいないので、大丈夫でしょう。レースの時は暖かい
と思うので忘れずに行いたいと思います。
陽一さん
バングの件ですが、こないだの補強の仕方でOKだと思います。
あと穴あけ、ネジきりはリベットの穴の位置もあるので、現地で
行うそうです。前回の@・Aのほかにキャップボルト6φ長さ25
及び30を各10本ずつお願いします。
日本時間 6月8日13時00分現在
現在地 41゜37’N 149゜18’W
風向 298゜
風速 11 kt
気圧 1027 hpa
艇速 6.6 kt
対地 6.5 kt
コース 71゜
ベンガルU宛気象情報
<2001/6/8/1130JST>
気象海洋コンサルタント
気圧配置は引き続き南高北低で海況は安定。風向はNW〜SWのWly。風速10−15kt。
来週後半には、本船は高気圧の東の縁付近に進むと推定され、風はNlyに変わり、風
速20kt前後となる見込み。
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ヘルムスマン高須
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6月9日 イルカ3号
久しぶりに、イルカを見ました。イルカの大群は前回より多く
いたと思います。しかし、少し距離があったため撮影はできず
皆様にお見せできないのが、非常に残念です。
昨日150゜Wを越えた時点で船内時間を2時間進めました。
これで、日本との時差は、−18時間です。
日本時間 6月9日12時30分現在
現在地 41゜45’N 145゜47’W
風向 172゜
風速 17.5 kt
気圧 1023 hpa
艇速 8.5 kt
対地 8.7kt
コース 67゜
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6月10日 絶好調!!
昨夜から南から西の風18 kt〜23 ktぐらいの風が
吹いておりボートスピードも8 kt〜12 kt,max14, 13 kt
と絶好調に飛ばしています。西の風になり、かなり南下はしましたが、本日のデイラ
ンは222 mileと最高新記録をだしました。
日本では、いろいろ物騒な事件がおきてますね。これから、行くLAも治安は良くな
いと聞きますが大丈夫なんでしょうか?
日本時間 6月10日13時00分現在
現在地 40゜15’N 141゜20’W
風向 255゜
風速 19 kt
気圧 1025 hpa
艇速 9.2 kt
対地 8.9 kt
コース 102゜
磁気偏差 18゜E
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6月11日 合言葉
みなさん、こんにちは。
こちらは、元SUB CORRESPONDENT、現航海長のトミサンです。本日(6/9 船内時)付
で、航海長を拝命いたしました。
ご挨拶として、現在の本船内の合言葉を紹介申し上げます。
本船は、ただいま日本との時差-18 hrという海域を航行中です。北緯は、概ね
40〜42度です。
3回の時差修正のため、ワッチシステムは、出航時とは6 hrずれており0-4
”本官” 、2-6 高須、4-8 安藤艇長となっております。
私のワッチの半ば、01:50 頃高須君が起きてきて、デッキの私に「さむい?」
と声を掛け、私はキャビンの高須君に「さむい!」と返します。その2時間後、安藤
艇長がワッチの為起きてきて私たち2人に「寒い?」と声を掛けます。それを受け高
須君が「さむい!」と応じます。安藤艇長がデッキに出てくると、私はOFFとなるの
でキャビンに入りカッパと防寒着を脱ぎ寝仕度を整え、デッキの2人に「さむい?」
と声を掛け「さむい」と聞くと、安心して休むのです。
こんな夜がかれこれ2週間続いています。日中、陽に当たらず、毎日夜勤があります
ので最近では皆、蒼白くなって来ています。
気温は10〜16℃、海水温は9〜13℃位です。日中、太陽が出ると気温は一気
に20℃くらいまで上がるのですが、2週間で4〜5時間しか晴れ間がありませんで
した。あとは、約9割が曇り、1割が霧雨もしくは小雨です。
ビールもすすまず、本船クルーのこれまでのアルコール摂取量は、概ね以下のとう
り。
高須君、ビール0本 ブランデー 4 cc
” 本官 ”ビール1本 ブランデー 12 cc
安藤艇長ビール2本 ブランデー 30 cc
(ブランデーは1回約2〜3 ccをコーヒー・紅茶・コーラに垂らして頂いておりま
す。)
本官、先程艇長と半分コしたビールが効いてきて、これ以上は話が取り留めもなく
なりそうなのでご挨拶は、これ位にさせて頂きます。
本日は、昇進おめでとうございました。
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祝・マグロ@
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6月11日 え〜マグロ〜マグロ〜
今日、一時間ほど前に念願のマグロが釣れちゃいました。
なんでも、言ってみるもんですね。「カツオの次はマグロか」と言い続け22日目ホ
ントに釣れました。船の上は大興奮(一番興奮してたのは僕ですけど・・・)富さんと
二人でキャッキャ言いながら引き上げていたら、船内からワッチオフの安藤さんも出
てきて、三人でオオハシャギでした。
早速富さんがただいま、マグロをさばいています。
今日は、マグロの刺身だ〜〜〜〜〜〜〜
船足はといいますと、昨日の18時から今朝6時までの間に4回のジャイブをし、日
中は西南西の風平均18 ktぐらいの風が
吹いており東に距離をかせぐことができました。
今は少し西に振りつつあります。
日本時間 6月11日13時00分現在
現在地 40゜04’N 137゜27’W
風向 245゜
風速 19 kt
気圧 1026 hpa
艇速 8.3 kt
対地 8.0 kt
コース 82゜
出航からのログ 4132 mile
気分 ノリノリ絶好調
ベンガルU宛気象情報
<2001/6/11/0900JST>
気象海洋コンサルタント
本船入港まで顕著な悪天はない。
本船航路上では今後次第に高気圧膨らみ、明日以降10kt程度まで風弱まる可能性あ
り。
130Wから東は北風に変わり、風速20kt前後。
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マグロ・ディナー
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6月12日 順調です
昨日のマグロおいしく頂かせてもらいました。
刺身・マグロステーキで食べてみましたが、とてもおいしかったです。その他マグロ
でできる簡単メニューがあったら、教えてください。
航海はといいますと、順調すぎて、、、ほんとに大丈夫かな〜といった具合で
す。風も昨日に引き続き真西を軸に20゜前後で振れてます。風速も17 kt前後
で、艇速も8〜9 ktと非常に安定しています。
寺尾さん
ホテルの手配等ありがとうございます。
また、不明な点がありましたら連絡させてもらいます。
日本時間 6月12日13時00分現在
現在地 39゜35’N 133゜29’W
風向 277゜
風速 19 kt
気圧 1028 hpa
艇速 8.5 kt
対地 8.5 kt
コース 74゜
ベンガルU宛気象情報
<2001/6/12/0930JST>
気象海洋コンサルタント
気圧配置は安定。本船入港まで変わらず。
130Wから西海岸までは北寄りの風。内陸部は海上より温度高いため低圧部が形成され
やすく、気圧傾度やや急なため(等圧線間隔狭い)風速は20kt前後と強め。
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6月13日 回航第3段階
みなさん、こんにちは。
こちらは、ヨットベンガル2 航海長のトミサンです。
本船の現状についてご説明申し上げます。
本船は、本日(6/12 船内時) 09:00、今回航の第3段階へ移行する事を決定
し実行しております。
回航の第3段階とは、北米大陸へのアプローチ段階・南下を開始する、という事で
す。
当初、大陸に取っ付くまでは東進し、大陸に取っ付いてから南下と言う方針でおりま
したが、現在、
大陸西岸ではNlyの風20 kt、との気象情報に基づき、その中をジャイブ・ジャイ
ブで南下するよりも
風の振れによっては早めに南下し、大陸西岸Nlyの風の中は、ポートタックのクオー
ターリーで爆乳・・・
失礼、爆走しようという作戦に変更したものです。数日後には、最終段階の入港へ移
行でき
る見通しでおります。
現在(6/12 13:00)、本船は、260〜298度、9.5〜16.5 ktの風の
中、「赤(NO.3)揚げて,赤下げないで
白(NO.1 Light)揚げない、赤下げて、赤揚げないで、白揚げる。」 と、上へ下へ
の大騒ぎで第11ウエーポイント
へ向かっております。 以上。
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6月13日 梅雨入り?
今の船内状況は航海長殿の報告があると思うので、私は、引き続き絵日記状態で
報告させて頂きます。
昨夜から風が少し落ち今朝には、10 ktを下まわっていました。11時頃からは、
またまた
我慢できなくなった、航海長殿の合図でライトゼノアに変え、15時頃からは、風も
北に
変わり風速も16 kt前後あり、快走しています。
こちらも、最近毎日のように雨が降っています。日中降らないと思ったら、夜降る
し、夜降らない
と思うと、日中降ったりで、どしゃぶりではないく、霧雨みたいな感じです。
渡辺様
ニュースいつもありがとうございます。
先程、久しぶりにラジオを入れてみると、米国の放送が聞こえてきました。
いよいよ近づいてきたんだな〜と思いました。
イチロの活躍がラジオで聞けたら最高なんですが、今晩から試していこうと
思っています。
ねぎま汁おいしそうですね。残念ながら、ねぎが無くなってしまって・・・
日本時間 6月13日13時00分現在
現在地 39゜10’N 130゜05’W
風向 310゜
風速 16.5 kt
気圧 1027 hpa
艇速 7.0 kt
対地 7.3 kt
コース 100゜
出航からのログ 4500 mile
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安藤艇長
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6月14日 激走中
本日12:00時(船内時間)から始まりました。第3回デイランチャレンジカップ
航海長の合図と共に始まり、18時現在平均ボートスピード10 ktと爆走中で
ございます。しかし、波2mうねり3mしかも、波・うねり共横から後ろからと
大変悪く乗り心地は大変悪いです。
日付変更線越えるまでは、こんなに揺れていたら食事もまともに食べれなかった
のに、今はこうやってメールまで出来るようになりました。なれってすごいですね。
陽一さん
六角レンチで締めるタイプです。
ライフジャケット・火薬は注文済みでしょうか?
日本時間 6月14日13時00分
現在地 37゜10’N 126゜30’W
風向 320゜
風速 29 kt
気圧 1022 hpa
艇速 9.9 kt
対地 9.9 kt
コース 117゜
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6月15日 新記録達成のお知らせ
昨日、から続いた第三回デイランチャレンジカップは、235 mile(Avr.9.79 kt)という
大記録がでました。
20前後の風を受けスタートした今大会は、16時には常に風速20 ktを越えフル
メインから1P
へそして、19時には25 ktを越え1Pから2Pへそして、さらに風が上がり16時
20分には、
風速30 ktを越えて、波2m・うねり5〜6mぐらいになりNo3を下ろして、2Pの
メイン一枚での
帆走になりました。それでも、平均8〜9 ktぐらいの艇速で、時おり10 kt越え
る場面もありました。
船はよく走ってくれたのですが、乗り心地は右へ左へと揺られ、夜トイレに行った時
にチャックに手
をかけたところで、横波をくらってそのまま後ろへ吹っ飛ばされてしまいました。丁
度セールがあり
怪我無くよかったですが、あれが途中だったらと思うと・・・
何はともあれ、新記録達成バンザーイ
馬場様
気象情報ありがとうございました。乗組員全員大変感謝しています。
情報に対する評価については、また後日にさせてください。
陽さんへ(トミサンより)
メインセールは、絶好調です。”ならし”もしないまま日本近海で1P・2P・3Pと
入り
そのまま36 hのヒーブツウに耐え、それでも変なしわ1つ入っていません。
リーフしても形状は安定しており、ツイストさせれば連続的なカーブは
風の振れにうまく対応し、トリムの巾を広げてくれ
ています。 ご心配なく。
日本時間 6月15日13時00分
現在地 34゜56’N 122゜47’W
風向 323゜
風速 15.8 kt
気圧 1018 hpa
艇速 7.4 kt
対地 7.6 kt
コース 112゜
ベンガルU宛気象情報
<2001/6/15/0930JST>
気象海洋コンサルタント
西海岸までは引き続き北寄りの風。沿岸部では次第に風弱まり、東成分が入るかも。
波高1.5〜2m。
入港まであと一息ですね。長期の航海本当にお疲れ様でした。
予想されていたとはいえ、日本近海での時化は大変でしたね。もう少し南のコースを
推薦していればと、反省しています。結果論ですが。入港して落ち着かれたら一度情
報に対する評価をお聞かせください。
予報の連絡は今日で一応終了させていただきます。次はレース情報です。ハワイまで
の海域が一様な風分布であれば、大圏が有利かも。今後東太平洋の高気圧の動向に注
目します。それではまた。
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6月16日 明日午前9時頃入港予定
フィニッシュラインだった、西経120゜38’7を船内時間6月15日
13時40分に通過しました。そこから、ロングビーチのハーバー
までは、約150 mileあり明日の午前9時頃入港予定です。
昼過ぎに、久しぶりに陸地を見ました。といってもまだ、島しか見えないのですが
ついに来たーといった感じでテンションも自然に上がってきます。
安藤艇長と冨永航海長はどんどん燃費が悪くなってきており、朝からどれだけ消費
したのやら・・・
書き忘れていましたが、西経125゜を通過した時点で船内時間を最後の2時間
進めました。これで、日本との時差は−16時間となっています。
これで、全員が夜明け、日中、夜中のワッチを一巡し、日本を出た時と同じ
時間帯となりました。
日本を出た時は、正午に行っていたメールも、今は20時にパソコンを開いて
います。
日本時間 6月16日13時00分
現在地 33゜41’N 119゜45’W
風向 270゜
風速 13.5 kt
気圧 1015 hpa
艇速 6.0 kt
対地 5.7 kt
コース 82゜
出航からのログ 5082 mile
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6月16日 第4段階
みなさん、こんにちは。
ベンガル2 航海長のトミサンです。
本船は、6/15(船内時) 02:00 第11ウエイポイントの直近に迫り回航の
第3段階を無事完了致しました。
引き続き、第4段階への移行を確認し実行致しております。
第4段階とは、ロングビーチ港へのアプローチ、入港、接岸、入国手続きまでです。
残航は、220 mileとなりました。 途中、サンタバーバラアイランズらんどふぉーる
(約10mile)を経て、ロングビーチ港入港となる予定です。
石原さん、DRAGONS 情報ありがとうございました。
毛受さん、食事事情は、メールではえらいので今度あった時とさせてください。
びっくりするほどゴージャスでした。コック長は高須君、安藤艇長もい
ろいろ作ってくれました。
P.S. 6/15(船内時) 15:40 SANTA ROSA ISLAND らんどふぉーる。残航約 120 mile。
みなさん、こんにちは。再び航海長のトミサンです。
第4段階のメールを送信する前にログはさらに進み、最後のご挨拶の段階まで進んで
しまいました。
本船は、現在ロングビーチ港へのアプローチの途中ですが、明6/16(船内時)午前
中に、
ロングビーチ港入港・接岸の見通しがたってまいりました。
これまで1ケ月にわたり、ご心配・ご支援・ご声援を頂き本当にありがとございまし
た。
本船は、明日、みなさんのHEARTを乗せ、無事、ロングビーチ港へ入港・接岸いた
します。
イミグレーションの問題があるので上陸は、6/18(MON)(船内時)となるかもしれま
せん。
回航中の、最大艇速はデイランチャレンジ3日目に28〜29 ktの風、うねり5 m
、波2 mの
海象の中、サーフィングでマークした16 ktでした。
食事は、毎回毎回本当にうまかったです。特に印象的だったのは、かつをのたたき
・かつおの
お茶漬け、ビンナガまぐろのステーキ(洋風・和風)、ビンナガまぐろの漬け(明日
は干物)、
安藤艇長の味噌汁、野菜スープ、チャーハン、高須君のポテトサラダ、オムライス、
かに玉、
散らし寿司ふう海鮮丼・・・・5ヶ積んだキャベツは今日までもちました。トマトも
きょうまでありました。
きゅうり・たまねぎ・じゃがいもはまだあります。
と、そうこうしているうちに回航が終わってしまいそうです。
いろいろ、本当にありがとうございました。
「100里ノ航海モ99里ヲ以ッテ半バトス」
引き続き、安全第一でやっていきます。
以上
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於ロングビーチ
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6月17日 やってきました
とうとうロサンゼルスにやってきました。
現地時間の6月16日13時00分にロングビーチに着きました。
ご支援・ご声援ありがとうございました。
2〜3時間でいける島しかクルージングした事がなかった僕が、
いきなり太平洋横断に出て出航して何日かは、とても不安でしたが
安藤さんや富さんそして、陸で応援してくれている方々に支えられながら
ここまでやってこれました。本当にありがとうございました。
このメールもほぼ毎日連絡がとれ、とても心強かったです。
今日は、イミグレーション・カスタム・検疫すべて行えず、月曜日に行う予定です。
しかし、既に上陸し富さんの友人の武藤さんに、レストランに連れてって頂きまし
た。
久しぶりの陸での夕食で、早速ステーキを注文、しかし、あまりの量に半分ぐらいし
か
食べれませんでした。
今晩からレースまでゆっくり眠らして頂きます。
安藤艇長から一言
風にも恵まれ、クルーにも恵まれ、無事到着できて感激しております。
サポートの皆様ありがとうございました。
現在地 33゜44’N 118゜06’W
Alamitos Bay Marina
全航海ログ 5201 mile
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